女性ならば、将来の結婚相手を探すのと同じくらい一生懸命になるのが、「基礎化粧品選び」ではないでしょうか?
私もそのうちの一人でした。(現在結婚はしてますが。。。)
相性のいい人に中々出会えないように、自分の肌質にピッタリ合う化粧品を探すのも一苦労ですよね。
私なんて、昔アトピー肌で敏感だったので、ほんと苦労しました。
私の肌経歴と、アトピーを治した過程を記録した記事はコチラ
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アトピーの治療法で一番効果があるのは何?皮膚トラブル続きだった私がたった4ヶ月でアトピーを改善した方法
こんにちは。私高校生の頃から肌荒れやニキビ、アトピーと、様々な肌トラブルに見舞われてきました。 大体がストレスによるホルモンバランスの崩れだと思いますが、それ故に使える化粧品がかなり限定されていました ...
その後、アトピーが治った事はほんと~に嬉しかったのですが、また悪化させないように維持させることが大変でした。
乾燥する冬場や季節の変わり目になるとカサカサしてきたり、痒みが出てきたりと油断は出来ませんでした。

今までのスキンケアは、夏場は気になる症状はなかったので化粧水にクリームです。
冬場は乾燥でパリパリになるので、化粧水の後にオイルを塗って蓋をしていました。
勿論、ミネラルオイル等の合成のオイルではなく、アルガンオイルやサフラワーオイル、アボカドオイルに、マカデミアナッツ等の植物油を調合したものです。
目次
新しいスキンケアの旅に出る
毎年オイルでのスキンケアが定番となっていたのですが、化粧品が切れそうです。そろそろ違う化粧品を試してみたい。。。そんな思い(浮気心)に駆られました。
そこで、いくつか肌に良さそうな化粧品のトライアルキットを注文してみることにしました。
基礎化粧品ってシャンプーと違って少量・少額から試せるトライアルキットなるものが多くて便利ですよね。
もし、購入後肌に合わなくても、トライアルキットだったら1000円前後から購入出来ちゃいますもんね。
失敗したとしてもそんな大した出費じゃないからおサイフへのダメージも少ないのでお手軽に色々試してるんです。
化粧品の購入条件
簡単に購入出来るからといって、やみくもに購入しているわけではありません。
もちろん、商品情報から全成分を調べて、合成の保存料(パラベン、場合によってはフェノキシエタノール)やら合成香料(安息香酸)、ポリマーが使用されていない化粧品を選びます。
ただ、合成の保湿剤である、ペンチレングリコールやベヘニルアルコール等については、肌への刺激がほとんどない安全性のある保湿剤なので気にしてません。
実際これらの成分は安全性が確立されており、敏感肌用の化粧品にはほとんどといってもいい程使用されています。
人気のオイル美容液で早速失敗してしまった
いくつか注文したトライアルキットのうちの一つで、乾燥対策のスキンケア方法として私の中で確立していた、オイルでのスキンケア商品も購入していました。
ずっとオイル美容をしていたので、この商品だったら間違いないだろうと思い購入に至りました。
保存料として、全成分の1番最後にフェノキシエタノールと記載はされていたのですが、配合されている数ある成分のうちの1番少ない量なので、問題ないだろうという理由です。
余談ですが、たまに全成分表の始めの方にフェノキシエタノールと記載されている化粧品やシャンプーに出会いますが、それでは配合量が多すぎです。

さて、そのオイル美容液とうたっている化粧品(名前は伏せます)ですが、結構人気はあるようです。
化粧水のベースとして温泉水を使用しているとの事で更に期待が高まります。
しかし、数日後に驚く結果となる事は全く予想していませんでした。
朝起きると、目の下が何だかヒリヒリする・・・
鏡を見てみると、
「何だコレ~!」
右目の下まぶたが赤く腫れ上がり、カサカサ状態です。
この症状は間違いなく化粧品が原因と思われます。疲れからくる結膜炎等の目の症状とは異なります。
「しまった~」といっても後の祭り。原因は分かっているので、もうこの化粧品は使用しないことと決めました。
でも、次回からどの化粧品を使おう・・・そこで、いくつか手元にある化粧品トライアルキットの中で候補に挙がったのが、L’ORACLE(オラクル)でした。
L’ORACLE(オラクル)の凄さ
実はこのオラクル、オイル美容液等を使用する前に少し使っており、成分、使用感、肌結果と3拍子全て感動していたのでした。
数か月先に私の友人宅にお泊まりに行く予定だったので、その時持って行こうと保管していたのです。
しかし、今は緊急事態!とにかくこの症状を治さないといけないということで、使ってみました。(夜からの使用ですね)
すると・・・
次の日の朝、何事もなかったかのような肌に大変身です。
まさか、ここまで効果が早いとは思いもしなかったので、感動を通り越して驚くばかりでした。
「オラクルでミラクルが起こった!」
なんて一人で浮かれてましたが、誰かにこの感動を伝えたくて、こうして記事にしてみました。
私にとっては身体の健康(ウエルネス)と同様に肌の健康も同じくらい大切なんです。
今までは、どちらかというと精神的なストレス等を原因として肌に表れるタイプでした。
オラクルの全成分とレビュー
それでは、私のトラブってしまった肌を一晩で治してしまったオラクル化粧品のレビューをしてみたいと思います。
これが、オラクルのトライアルキット内容です。
左から、メイクアップ・リムーバーミルク(20ml)、エッセンシャル・クレンザー(25g)、クリア・ブライト(10)、クラリファイング・トナー(25ml)、パワー・モイスチャー(5ml)、アイ・フォーミュラ(3ml) となります。
メイクアップ・リムーバーミルク
こちらは、その名の通りメイク落としになります。
メイク落としは他にも【メイクアップ・リムーバーオイル】というオイルタイプのものもあるようですが、トライアルキットには入っていませんでした。
全成分になります。
水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワラン、グリセリン、エタノール、ヤチヤナギ葉水、(C14-22)アルコール、オリーブ油、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ひまわり種子油、キキョウ根エキス、クロフサスグリ葉エキス、タイソウエキス、ニンジン根エキス、クマザサエキス、シラカバエキス、ヒマワリエキス、スギナエキス、ゼニアオイエキス、チョウジエキス、カワラヨモギエキス、クインスシードエキス、トコフェロール、水添レシチン、カプリル酸グリセリル、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、水酸化Na、ベヘニルアルコール、アルキル(C12-20)グルコシド、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー 香料
余り聞いた事のない植物エキスが沢山配合されています。それもあってか、オラクルの定価って高いですよね。
ミルクタイプのクレンジングではあるけれども、スクワラン、オリーブ油、ひまわり種子油という天然のオイルが高配合されているので、使用感はしっとりしています。
クロスポリマーが最後の方に入っているのが少し気になるところではありますが、ほんのわずかな量ですし、後に洗顔で流す事を考えればそこまで気にする事もないかなと思います。
香料については、天然香料を独自に調香してあるので、リラックス効果抜群です。

その日の汚れや疲れを洗い流してくれるような上品な気分になれます。クレンジングですが、流したくないな・・・と思えるような香りです(笑)
エッセンシャル・クレンザー
こちらは洗顔料になります。
ゆるいクリーム状となってます。
水、カリ石けん素地、グリセリン、BG、ヒマワリ種子油、グリコシルトレハロース、オリーブ油、ヤチヤナギ葉水、モントリロナイト、ホホバ種子油、トウキンセンカエキス、クマザサエキス、ブクリョウエキス、キュウリ果実エキス、キサンタンガム、レシチン、加水分解水添デンプン、香料
私が注目したのは、洗顔量のベースが石けん素地であるということです。
最近は美容液洗顔が注目されており、泡立てないタイプの洗顔や、クレンジングと一体になっている商品もよく見かけます。
しかし、それらの多くは保湿に重点を置いているためしっとりはしますが、化粧品や皮脂等の汚れ落ちがきちんと出来ているかどうかすごく気になってました。

その点、こちらの洗顔料は石けんベースです。更にモントリロナイトという天然クレイも配合されているので、汚れを吸着してくれます。
これらだけではさっぱりとした使用感でしょうが、オラクルは保湿に重点を置いてますので、ヒマワリ種子油やオリーブ油、ホホバ油の植物油で保湿を補ってます。
手に取るとクリーム状なのですが、泡立てネットを使うとしっかり泡立ちます。

フワフワの柔らかい泡ですので、優しく洗顔出来ます。
キメの細かい泡で低刺激ですが、オイルが配合されているのでへたりやすくはあります。ただ、洗顔するのに支障はなかったです。
香りは柑橘系で、クレンジングの香りと似ています。
クラリファイング・トナー
こちらは化粧水になります。
全成分です。
水、ダマスクバラ花水、エタノール、グリセリン、ベタイン、ジグリセリン、BG、ブクリョウエキス、ツボクサエキス、オトギリソウエキス、ハマメリス水、ヒマワリエキス、ビワ葉エキス、シラカバエキス、マグノリアオフィシナリス樹皮エキス、トウキンセンカエキス、ゼニアオイエキス、ワイルドタイムエキス、ヒアルロン酸Na、水酸化レシチン、香料
何といっても、この化粧水の特徴は、ダマスクバラ花水(またの名ダマスクローズウォーター)を使用していることでしょう。
ローズウォーターの驚きの効果については、こちらの記事をご覧ください。
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ダマスクバラの香りに癒やされます。大きく深呼吸すると、バラ園の中に居るようです。
もちろん、使用感もバッチリでした。
手に取ると、水のような感触です。肌に乗せるとさっぱりしつつもきちんと保湿してくれているというのが分かります。
これから使用する美容液やクリームの浸透を高めてくれそうです。
パワー・モイスチャー
美容液になります。私は朝用として使用しました。
水、ダマスクバラ花水、エタノール、ホホバ種子油、グリセリン、ミツロウ、ヒマワリ種子油、シア脂、スクワラン、カカオ脂、ハマメリス水、シラカバエキス、マグノリアオフィシナリス樹皮エキス、カラギーナン、ヒマワリエキス、ビワ葉エキス、トウヒエキス、トウキンセンカエキス、ワイルドタイムエキス、キサンタンガム、トコフェロール、水添レシチン、リゾレシチン、香料
こちらも、ダマスクバラ花水が使用されております。バラの香りとその他ハーブ系の香りが上手に調合されており、見事なバランスとなってます。
今まで嗅いだことのない、うっとりしてしまう香りです。
例えるなら、「自分がヒロインになった」そんな錯覚をしてしまう程です。手に付いた美容液やクリームの香りを嗅いでしまう程です。

ちなみに、私はこの美容液とクリーム類の香りが1番好きですね。
こちら美容液となっておりますが、見た目は乳液や緩いクリームのようです。
ホホバ油、スクワランは肌になじみやすい性質をしており、ヒマワリ油もサッパリとした使用感です。
そこに、こってりとしたシアやカカオバターを配合しているので、断然保湿力がアップしてます。

洗顔量に入れないのは、バターという性質からも分かるように、肌に付くと落ちにくいです。
よって、汚れを落とす段階で使用するのではなく、その後の保湿剤として使用するのがベストです。
クリーム・ルネサンス
こちらはナイトクリームになります。その通り、夜にだけ使用してます。
水、ダマスクバラ花水、マカデミアナッツ油、ホホバ種子油、スクワラン、エタノール、ミツロウ、ククイナッツ油、シア脂、カカオ脂、グリセリン、ローズヒップ油、ヤチヤナギエキス、オタネニンジンエキス、スギナエキス、ワイルドタイムエキス、クマザサエキス、トウヒエキス、オトギリソウエキス、ヒマワリエキス、キサンタンガム、トコフェロール、水添レシチン、リゾレシチン、香料
こちらも、ダマスクバラ花水に、動植物油やバター系が配合されています。オイルの主となっているのがマカダミアナッツ油です。
マカダミアナッツ油はエイジングケアに特化しており、保湿性に優れています。
更に、ククイナッツ油とローズヒップ油が加わってますね。
ククイナッツ油は脂肪酸組成から、敏感肌を保護するのに使用するといいですし、ローズヒップ油は言わずと知れたアンチエイジングに効果を発揮します。
香りは美容液同様特別感のあるハーブの香りになります。うっとりすること間違い無しです。
アイ・フォーミュラ
こちらは、目元専用のクリームです。
水、パーシック油、エタノール、ダマスクバラ花水、ヒマワリ種子油、ミツロウ、シア脂、メドウフォーム油、ホホバ種子油、スクワラン、グリセリン、クロフサスグリ種子油、ローズヒップ油、アイブライトエキス、ヒドラスチスカナテンシスエキス(ゴールデンシール)、ヒマワリエキス、にんじん根エキス、ゼニアオイエキス、トウキンセンカエキス、カラギーナン、キサンタンガム、トコフェロール、水添レシチン、リゾレシチン、香料
美容液やクリームより更にこってりとしています。香りも更に深みを増してウッディな香りとなってます。
また、美容液やクリームと成分組成がガラッと違っているのも特徴ですね。
初めて出てきたオイルについてここに書き出してみますね。
まず、パーシック油です。別名アプリコットカーネル油といいます。杏の種子から摂ったオイルで、オレイン酸という身体に多く含まれている脂肪酸を含んでいます。
次にメドウォーム油です。ビタミンEを多く含み、酸化しにくい性質を持っています。また、アンチエイジング効果もあります。
最後に、クロフサスグリ種子油です。私も聞いたことのないオイル名ですので、調べてみました。
黒スグリと言えばお分かりでしょうか?または、ブラックカラント。そうです、「カシス」のことです。

クロフサスグリ種子油のオイル組成は、人体に必須である脂肪酸を含んでいます。その名はα-リノレン酸と言います。
今でも人気のある、シソ油やえごま油なんかが健康マニアの間で話題を呼んでいるのも、全てはα-リノレン酸を摂取する為です。
クリア・ブライト
こちらはパックになります。
全成分は以下の通りです。
水、グリセリン、カオリン、エタノール、ホホバ種子油、スクワラン、ククイナッツ油、モンモリロナイト、キサンタンガム、イチジクエキス、オトギリソウエキス、クワ葉エキス、オタネニンジンエキス、クマザサエキス、トウヒエキス、ヒマワリエキス、ヤチヤナギエキス、トウキンセンカエキス、トコフェロール、水添レシチン、リゾレシチン、酸化チタン、水酸化AI、香料
実は、このパックについてはまだ未使用なんです。早く使いたいのですが、毎日4歳児と2歳児のお風呂で格闘しているので、なかなか使える時間がないのです。
使用したらレビュー追加したいと思います。
このパックで注目しているのが、カオリンやモンモリロナイトの天然クレイ効果です。
カオリンも含め、ガスールやらピンククレイ、グリーンクレイとクレイパックに凝った時期もあり、クレイの汚れ吸着作用にはかなり期待しています。
ただ、クレイだけのパックだと乾燥してしまうので、きちんと調合されたものの方が肌に合ってました。
クレイのみの乾燥対策に、はちみつやヨーグルト、オイルを混ぜてオリジナルパックを作ることもありました。

追記
昨日は日曜日で夫が子供達をお風呂に入れてくれたので、パック使ってみました-。
美容液やクリームは緩いテクスチャーだったのですが、こちらのパックは天然クレイが沢山配合されているせいか、硬いテクスチャーでした。色はちょっとグレーがかってます。
洗顔後の肌に乗せて10分から15分程置いてから洗い流します。
クレイが入っているのにも関わらずかなりしっとりとした仕上がりです。
クレイが入っていると結構サッパリした使用感なので、すぐに保湿をしなければ肌がパリパリになるのですが、これは全然大丈夫です。
かといって、自分でガスール等のクレイとオイルを混ぜて作ったとしても調合が難しいので、バランスのよいパックは作れません。冬用のパックとしてコレはいいですね。
オラクルに向いている肌質
オラクルは基本保湿重視なので、乾燥肌の方に最適です。
アトピーや敏感肌の人にもピッタリだと思います。
冬場や夏の冷暖房による乾燥対策にもいけます。
「では脂性肌の人は合わないのか?」というと、こればかりは実際使ってみないと分かりません。
そのニキビ本当は乾燥が原因かも
脂性肌の人を悩ませる肌トラブルの一つとして、ニキビが挙げられます。
よって、こってりとしたオイルやクリームを避ける傾向にあります。
しかし、そんなあなたにこう言いたい。
「もしかしてそのニキビは乾燥が原因なのかもしれませんよ。」
脂性肌だからといって、強い洗浄力の洗顔料を使用したり、化粧水はスッキリするからと揮発性のアルコールの入ったものや肌が脂っぽくなるからとクリーム類を塗らない等、間違ったスキンケアの継続からくるものかもしれません。

オラクルのデメリット
それは、ずばり「高価」であること。
それさえ解決できれば、もっと沢山の悩める方たちの肌がキレイになると思うのですが・・・
ただ、最初にオラクルのトライアルセットを注文すると、定期的に会員限定のセールのDMが届きます。
しかも、通常初回だけの注文であるトライアルセットが再度1,000円で購入できる案内も届いたりします。
まとめ
ということで、オラクルはどんな肌質にも万能だと思っております。
赤く腫れ上がってカサカサ状態だった下まぶたが見事1回の使用で元に戻ったのですから!
腫れているときでさえ、下まぶたに付けた時染みなかったのには驚きました。
また、美容液やクリームの写真を載せてはいますが、いずれの見た目も同じような白いクリーム状です。
パッケージを見ないと、どれがどれと分かり辛いかもしれません。
数は少ないかもしれませんが、世の中にはいい化粧品を作っている会社はいくつもあることが分かりました。
オラクルはその数少ない化粧品のうちの一つでしょう。
そんな化粧品があることを知れたきっかけとなりました。