教育費 資産運用

【追記あり】我が家が「ジュニアNISAを利用していない」理由と、子供の教育費の積み立て口座について

投稿日:2017年12月16日 更新日:

        

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来年からのつみたてNISAで盛り上がっている中、ひっそりと存在しているジュニアNISAです。

 

皆さんは利用していますか?

我が家では、タイトル通りジュニアNISAは利用しておりません。

「ジュニア」言っても、実際には親権者が取引を行います。

将来の子供の教育費の為に利用している人は勿論のこと、個別株の取引で利用している人も多いのではないでしょうか?

 

子供の将来の学費の為にも、小さい頃からのお金の積み立ては必須です。

 

そこで、まずぶち当たる壁として、どの口座にするか?という迷いが生じてしまいます。

 

というのも、親の口座で管理するのか、子供の口座を新たに作って管理するのか?からはじまり、次は銀行口座で積み立てるのか、証券口座で運用するのか?といった決定も必要になってきます。

子供の教育費を貯めるには親の口座か、子供の口座か

まずは、親の口座で管理するか?子供の口座を作るのか?という選択をしなければいけません。

 

我が家の場合は、子供用の口座を既にゆうちょ銀行で作っており、現在、楽天銀行への申し込みも行っている最中です。

なぜ、分けるのか?というと、【絶対子供にしか使用してはいけないお金】というくくりにしているからです。

 

親の口座に入れていると、基本入ってくるお金は全て1つの口座で管理することになります。親の給与と子供の貯金がごちゃまぜになって一つの箱に入っているかんじです。

我が家は【住信SBIネット銀行】を利用しております。そこには、一人の名義で複数別管理できる目的別口座があり、家計管理には便利なのです。

が、簡単に口座間で振替出来ますので、子供用の資金を移動させて使ってしまう可能性も無きにしも非ず・・・です。

参考記事

貯金の為の新しい口座開設は必要ない!住信SBIネット銀行の目的別口座が家計管理に便利だった

それでは、子供の貯金も自分のお金と勘違いしてしまい、使ってしまうようになります。大体、プールされるとその境界さえ分からなくなってしまいます。

ですので、子供専用の口座を作るということは必須です。

 

きっと、ここまではほとんどの人がやっている事だと思います。周りでも、「子供それぞれに口座を作ってある」というのはよく聞きます。

 

 

証券口座を作るならどの証券会社?

ですが、銀行の口座だけで積み立てても利子はほんのわずかで、貯金は出来てもそれ以上増えることはありません。

じゃぁ、証券口座にしよう!と思っても、色々な証券会社があって分かりませんよね。

しかも、投資をしていない人からすると「何かぼったくられるんじゃないか!?」などと、少し恐怖めいた気持ちさえ沸いてきます。

hana
実際、私がそう思ってました(笑)

実際は、銀行口座を作るみたいな流れでした。ネットなので、勧誘もありませんしぼったくられることはありません。

ちなみに、証券口座は銀行で開かず、ネットの証券会社の一択です。ネット証券だったら自分の好みのところで申し込んで大丈夫です。(勿論、複数の証券会社に登録するのも良し)

SBI証券や楽天証券だと、銀行との連携で資金移動もし易く優遇もあるのでおススメです。

 

証券会社ではどの口座で管理する?

証券会社に口座を開くのはいいけど、何やら口座名が沢山出てきて、どれかを選択しなければいけません。

特定口座に一般口座、それにNISA口座・・・?最初はチンプンカンプンで困りました。

 

特定口座とは・・・特定口座は2種類ある

更に、特定口座には【源泉徴収あり】と【源泉徴収なし】の2種類があります。

 

源泉徴収あり

今後、【源泉徴収あり】の口座で運用して含み益が10万円になったとします。

この10万円を売却すると、証券会社が税金分(20.315%)を差し引いた金額を証券口座に入金してくれます。

つまり、10万円(譲渡益)ー20,315円(税金)で、79,685円(純利益)があなたの証券口座に振り込まれます。

 

源泉徴収ありのメリット

【特定口座・源泉徴収あり】のメリットとして、確定申告をしなくてもいいという手軽さがが挙げられます。

また、損益通算が出来る点も良いところです。

先ほどの例で10万円の譲渡益が出た商品と合わせて、同一証券会社内で運用していた別の商品の運用結果が-8万円で、同年度に売却したとします。

 

その場合、先ほどの含み益である10万円との差額である2万円に対して20.315%の税金がかかることになります。

つまり、20,000円×20.315%で4,063円の税金がかかります。

実際の利益は、15,937円となります。

hana
基本、1月~12月の1年間で得た合計収入に対しての税金になるからね。

それを、同一証券会社内だったら自動で計算してくれるというのです。

 

また、今年に-8万円の損益がでた場合は、【源泉徴収あり】口座でも確定申告することができるようです。

というか、しておいた方が後々いいです。

損失の出た翌年から3年間は損失を繰り越しできる仕組みになっています。

仮に2年後に50万円の利益を確定した場合、50万円から8万円を引いた42万円に対して税金が引かれます。

hana
10,1575円の税金のところが、85,823円になるってことね。

ただし、損失を出した年だけでなく、利益が出た年にも確定申告が必要なようですよ。←そりゃ申請しないと把握できないですもんね。

 

追 記

扶養に入っている主婦や子供については、33~38万円以下の譲渡益がでた場合、【源泉徴収あり】口座では一旦税金を引かれてしまうのですが、確定申告によってその税金が還付されるようです。

ということは、やっぱり【源泉徴収あり】にしといた方が間違いはないのかなぁと感じます。

 

 

源泉徴収ありのデメリット

便利な【源泉徴収あり】口座ですが、デメリットもあります。

それは、必要のない税金も取られてしまうということです。

「どういうこと?」って思われたかもしれません。

 

実は、サラリーマンというのは、副収入(副業での雑所得や株式での譲渡益など)の1年間の金額が20万円以下であると税金がかからない仕組みになっています。

上記の例でいうと、利益が2万円であろうと10万円であろうと、元々税金のかからない金額なのです。

それなのに、実際は「4,063円も税金をとられてしまった!」というわけです。

しかも、【源泉徴収あり】の口座で運用・売却した税金分は確定申告をしても取り戻せないお金になります。

hana
私もこの事は知りませんでした。

後で確定申告すればいいものと思っておりました。

ただし、先ほどの追記でも言ったように、扶養されている人は基礎控除である38万円(または住民税の基礎控除33万円)を超えない範囲での譲渡益だった場合は、後で確定申告すれば引かれた税金は戻ってくるようです。

 

 

源泉徴収なし

【特定口座・源泉徴収なし】口座とは、自分が1年間に取引した報告書を証券会社が作成してくれます。

ただし、利益が20万円以上だと自分で確定申告する必要があります。というのが、この【源泉徴収なし】のデメリットとなります。

 

と、聞くと【特定口座・源泉徴収あり】口座の方がいいように思われるかもしれませんが、こちらにもメリットはあります。

 

源泉徴収なしのメリット

先ほどもチラッとお伝えした通り、20万円以下の譲渡益では確定申告する必要はありません。

上記の例で言うと、「4,063円もの税金を支払わずに全額を利益に出来る」ということになります。

 

確定申告の必要のない金額の上限である20万円の譲渡益を、【源泉徴収あり】口座と【源泉徴収なし】口座で売却した際の税金の金額を比較してみます。

源泉徴収あり・・・20万円×20.315%=40,630円

源泉徴収なし・・・20万円×0%=0円

hana
4万円以上も違う・・・4万円って大きいですよね。

 

と、このように【源泉徴収なし】口座の方がお得になる場合もあります。

ただ、それ以上の譲渡益になった場合には確定申告が必要になるというデメリットも隣り合わせです。

扶養されている主婦や学生の場合、確定申告で扶養から外れる恐れもあるようなので、利益を思い通りに出来る人意外は辞めた方がいいような気もします。

hana
今は、マイナンバー制度ですぐにバレてしまいますからね。

 

 

一般口座とは

【特定口座】で証券会社が取引書やら税金の計算やらをしてくれたのとは打って変わり、自分で何もかも書類を作成して確定申告を行わないといけない口座になります。

デメリットばかりなので、こちらを選択するメリットはありません。

 

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ジュニアNISA口座とは

通常NISAのジュニア版になります。

基本、18歳まで引き出し出来ない上に、口座管理がややこしく難しいです。

hana
理解するのに結構時間がかかりました。私だけかな・・・

この小難しさが、我が家からジュニアNISAを遠ざける原因の一因となっています。

うちの場合は、長男5歳・長女2歳と、ジュニアNISA制度終了後も未成年です。しかし、ジュニアNISAは18歳まで引き出しが出来ません。

そのような場合は、どういう形で管理されるのでしょうか?

分かりやい図を拝借しましたので、こちらをご覧ください。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券より抜粋

 

 

2018年に80万円投資した場合、2022年に5年目を迎えます。ここで、100万円にまで値上がりしていた場合、

  1. 2023年のジュニアNISA枠で新たに商品を購入する
  2. 2023年のジュニアNISA枠にロールオーバー(上限80万円まで)
  3. 一部又は全部を売却

という、3つの方法で運用していくことになります。

 

①2023年のジュニアNISA枠で新たに商品を購入する

ジュニアNISAは、2023年で終了します。よって、2018年までに新規投資した場合はこの方法が可能です。

2019年以降は新規購入できるジュニアNISA枠はありません。80万円を上限に継続管理勘定の口座にてロールオーバーする仕組みになります。

ロールオーバー分は、20歳になるまでは非課税で運用されるようです。

 

②2023年のジュニアNISA枠にロールオーバー(上限80万円まで)

新規購入できるジュニアNISA枠の最後の年ですが、先ほどのように新規購入せずにロールオーバーすることも勿論可能です。

ただ、最終的に子供が成人するまでは継続管理勘定の口座にて非課税で運用できるので、新規で買い付けした方がいいように思います。

2024年からはジュニアNISA枠で新規買い付けが出来ず、強制的にロールオーバーになるので。(今の制度では)

 

③一部又は全部を売却

途中で一部又は全部を売却する事も可能です。

しかし、売却しても18歳まで引き出しが出来ない上に、売却後の資金は課税口座にて運用されます。

またまた分かりやすい図を拝借してきました。

「ジュニアNISA」って本当に必要? いろんな疑問にQ&Aで回答/マネーの達人より抜粋

これによると、ロールオーバーした場合、上限である80万円は継続管理勘定口座で運用され非課税の恩恵を受けられます。そして残り20万円が課税口座にて運用され引き出す時に税金がかかります。

 

一方、5年後に全て売却してしまうと、5年間で出た利益20万円はまるまる利益となります。しかし、元本と合わせた100万円は課税口座に移ってしまい、新たに100万円を取得価格として運用され続けます。

この100万円の運用は課税対象ですので、ジュニアNISAのメリットはなくなってしまいます。

 

つまり、売却すべきではないということですね。

 

ジュニアNISAは使い勝手が悪い

ジュニアNISAって、何だかんだ使い勝手悪そうです。通常NISAもそうですが、損益通算が出来ない点も気になります。

もし、特定口座で5年後利益が出てなかったら、他の利益が出ている商品を売って調整したりすることが出来ます。

しかし、いづれのNISA口座でもそれが出来ません。マイナスだったらマイナスのままです。

ただ、まだ一桁代の年齢である子供名義で運用するジュニアNISAは、ロールオーバー期間が長いので、マイナスからプラスに転じる事は十分にあると考えられます。

 

もう一つ気になる事、それは5年後以降は「積み立てが出来ない」ということです。

前にも言ったのですが、私は積み立てることで心の安定を図っています。

最初に大金をどっか~んとつぎ込んでしまうと、後々精神的負担が大きくなります。

 

 

我が家はどの口座で運用するのか

我が家では、非課税で運用できるツールである【つみたてNISA】を利用するつもりです。非課税(積み立て)期間20年間と、子供たちの教育費の積み立てにぴったりです。

 

そして、証券会社や銀行、直販の投資信託会社にてそれぞれ子供名義の口座を作る予定です。

何故って?

口座や商品を分散させて運用するためです。

 

我が家は長期投資を予定しております。主に、子供の高校卒業後の教育費私たち夫婦の年金を貯める目的です。

よって、売却は16歳以降にと考えております。

 

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その理由は・・・親権者の税金をお得にしたい

子供が16歳になると、一人当たり38万円の扶養控除があります。更に19歳~23歳では63万円の控除になります。

扶養控除額の金額/国税庁

 

これを満たすための条件は、以下の通りです。

年間の合計所得金額が38万円以下であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)

扶養控除/国税庁

所得税の基礎控除と言われてるものですね。つまり、子供名義で年間38万円までの収入に収めると、扶養控除はそのまま使えるので、親権者の税金にメリットがあるということです。

 

 

例えば、【特定口座・源泉徴収あり】口座で積み立てていたセゾン投信で考えてみたいと思います。

子供が16歳のときに35万円程売却すると、20%の税引き28万円が手元に残ります。

※年間33~38万円までの譲渡益だった場合は、税金20%分(この場合だと7万円)は確定申告して後で戻ってくるようです。

 

子供の収入が年間38万円以下なので、親権者は38万円の控除額をそのまま利用することが出来ます。翌年の税金には影響なしですね。

 

次の年も、また次の年も同じよう35万円売却していきます。そうやって、節税をするのもありなのかなぁなんて考えております。

 

しかも、これは子供一人当たりの控除額になります。2人だと倍になるので、年間76万円~126万円となります。

 

一人あたり年に30万円以上売却する予定なので、【源泉徴収あり】口座の方がメリットがあるのでは?と思っています。

hana
最初から税金を引かれてるので、確定申告する必要がないからです。

反対に年20万円未満を売却する予定ならば【源泉徴収なし】口座の方がメリットは大きいですね。

 

ちなみに、住民税の基礎控除は33万円です。

扶養者がいない場合は、35万円となるようです。子供は関係ないですけどね。

参考サイト個人事業主メモ

 

 

大学生でアルバイトしたらどうなる?

大学生ともなると、親の目から遠く離れており、自分でアルバイトをして稼いでいる場合が多いですよね。

どこかに所属して働いた場合、給与所得控除というものがあります。

給与所得控除/国税庁

大学生のアルバイト程度だったら、一番上の180万円以下の収入で65万円の給与所得控除額の箇所が当てはまる場合が多いと思われます。

扶養控除内に収まる金額

基礎控除(38万円)給与所得控除(65万円)=103万円

株や投資信託の譲渡益 +  アルバイトの所得

 

 

ということは、多くても年間65万円までのアルバイト収入はOKということになりそうです。

収入65万円から控除額である65万円を引くと0円になるので、先ほどの条件が使えます。↓

年間の合計所得金額が38万円以下であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)

扶養控除/国税庁

月に換算すると1か月5万4千円くらいの収入ですね。

子供には、アルバイトを月5万円以内にしてもらうようにしてもらわないといけませんね。

 

 

まとめ

だらだらと長ったらしくなってしまいましたが、最後まで読んでくれた人いるのでしょうか?

我が家では、結局「ジュニアNISA」の利用は考えていません。

長期間非課税で運用できる点はとてもいいのですが、仕組みが難しすぎます。

 

18歳になるまで引き出しできない点も自由操縦できなくて不便に思います。iDeCoとは違い、一気に投入する金額が大きく途中で積み立ても出来ないまま運用し続けるのも不安を覚えます。

 

今から10年以上積み立てる予定です。実った積み立て分を毎年ちょこちょこと引き出しながら~というのが理想なのですが、果たして我が家の運命はどうなるやら・・・。

この通りになるかもしれないし、ならないかもしれない。後悔するかもしれない。ホントに分かりません。

 

ただ、今はコツコツと積み立てするのみです。

 

運用資金を取り崩す時は、所得税の基礎控除である38万円より、住民税の基礎控除である33万円を上限にした方が間違いがないかな?と感じます。

それで、親の税金対策を行いながら、支払いすぎた税金の還付金も受けたいと思います。

 

税金は難しい・・・の一言に尽きます。

税金の計算や解釈について、間違ってたらすみません(^ω^;)

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2人の子持ち主婦のhanaです。 年齢:30代前半(ギリギリ) 住んでいる場所:西日本の山に囲まれた田舎 資産運用の勉強をしながら子供の教育費と老後の貯金を貯めようと奮闘中です。 節約は苦手ですが、ポイントを使ってお得に買い物をする方法などをご紹介しています。 また、長男に発達障害の疑いを持っていますので、子育てについても綴っております。

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