夫婦 雑記

野村佐知代さんや祖父の死から考えた、妻亡き後の夫と、夫亡き後の妻の違い

投稿日:2018年1月30日 更新日:

        

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昨年、12月8日にサッチーこと、野村佐知代さんが死去されました。

毒舌タレントや恐妻家として有名だったので、30代以上の人たちでしたら、テレビで見かけることも多かったのではないでしょうか?

夫である野村元監督は、佐知代さん死去後のインタビューにて、「いい奥さんだった」と言い、目に涙を浮かべていました。

とても仲睦まじいご夫婦だったことでも有名ですよね。

あのイメージとは打って変わって、実は古風な女性だったのでしょうか?野村元監督との相性がとてもよかったということもあるかもしれません。

 

野村元監督は、もう一言気になる言葉をインタビューの時に発していました。それは、

これから先、どうして生きていけばいいんだろうというのが今の正直な気持ちです。いい奥さんでした」

 

という箇所です。

ニュースなどでは、最後の「いい奥さんでした」という箇所だけ抜き取っているのですが、私が気になったのはその前に発した、「これから先、どうして生きていけばいいんだろう」というところです。

 

そこから、ふと私の祖父が亡くなった後のことや、周りの年配夫婦でずーっと感じてきたことが繋がったような気がしました。

 

年老いてからの死別のショックには男女差がある

もしもの話ですよ?仮に野村元監督が先にお亡くなりになったら、佐知代さんは「いい夫だった」とは言うだろうと想像できますが、「これからどうやって生きていけばいいのかわからない」なんて言葉は出てこないと思います。

hana
絶対ではないのですが・・・そんな気がしませんか?

 

 

私の祖父母の話

ここで、ちょっと私の祖父母の話をさせて下さい。

私の母方の祖父は、長男を妊娠する1か月前に無くなりました。

祖父は自営だったため仕事の付き合いが多く、40代で脳梗塞を発症し、すこーし麻痺が残っていました。

そのころは、自力で自分のことは出来たり話せたりする程度だったのですが、70代も後半になってくると、元々の疾患のために、身体は思うように動かなくなってきました。

それをずーっと看病し続けていたのが、祖母でした。

祖母は19歳で結婚し、20歳で母を産みました。祖父の母(義理母)や精神疾患を患っていた祖父の弟の面倒も見ながら、その後更に3人の子供も産み育てています。

 

ものすごい苦労だったと祖母や母から聞いたことがあります。

でも、この当時ではこんな苦労話はどこにでも転がっていたのでしょうね。

この辺りが、戦争時代を体験した祖父母世代と私たち世代の精神面での大きな違いだと思います。

この世代は精神面がとても強いと感じます。人任せではなく、自分の力で切り開こうという力や、酷い仕打ちを受けても我慢する強さがありますね。

 

話を戻しますね。

祖母自身も、リウマチで足や手の関節が曲がって痛みに耐えながら生活しています。それでも、動けなくなった祖父を介助したり、下の世話をしたりしていました。

 

介護というのは、想像している以上にキツイです。

子供ではなく、大の大人ですので、体重だって思いし、排せつ物だって子供の何倍もあります。

子供だったら片手で足持ち上げてもう片方の手でお尻を拭けますが、大人になるとそんな事は出来ません。

介護というのは育児と同じく、一人では絶対に続けられません

祖母も例外ではなく、どうしてもダメな場合はデイサービスやショートステイに預けてやってました。

 

こう書くと、祖父母だけで生活していたように見えますが、長男夫婦とその子供達も同居しています。

しかし、同居している息子夫婦には絶対に介護をさせませんでした。

気の強い祖母ですので、夫の面倒は自分が見るつもりだったのでしょう。また、息子夫婦は祖父母がやっていた自営業を継いでおりかなり忙しいようなので、手を煩わせたくなかったことも理由の一つでしょう。

 

とにかく、祖母は十代の頃から働きっぱなしの人生でした。

母は、高校の時にテスト勉強を店番をしながらやっていたそうです。祖母は配達や支払い等で忙しく家をほとんど空けていたとの事でした。

 

そんな気の強い祖母ですが、祖父が無くなった後のことです。

告別式の時に祖母は名前を呼んで大泣きして抱きついていました。

私をはじめ、他の親戚もそんな祖母の様子を見て更に涙が出てきたものでした。

 

 

しかし、しかしですね。

その後は、悲しみに沈んでいることはなく、生き生きと過ごしている祖母がいました。

 

もちろん、葬儀が終わって暫くは色々とする事が多いため、バタバタしていたようですが、落ち着いてからは祖母の口から悲観的な言葉が出た事は無いです。

 

むしろ、近所のお年寄り同士でバスに乗ってお寺参りに行ったりとかしてます。

 

祖母自身も、「(祖父に対して)やることはやった。これからの時間は自分に使う」というような言葉さえ出てきたそうです。

(母曰く)

 

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夫の祖父母の話

私の祖父が無くなってから1年後くらいに、夫の母方の祖母が無くなりました。

私も結婚前から良くして頂いており、とても穏やかで優しく謙虚な方でした。

ですので、私からしてもお別れするのは早すぎだなぁと感じてとても悲しかったです。

 

祖母は、定期的訪問看護を受けておりました。

無くなった日の朝にも訪問看護で看護師さんが自宅に来ていたそうです。

その訪問時には異常は見られなかったようですが、その後30~1時間後に異変があり救急車で運ばれましたが死去されました。

hana
野村佐知代さんの時と同じような状況ですね。

 

夫の祖父母は2人暮らしでしたので、祖父は一人残された事になります。

 

祖父にすれば、急なお別れだったのでしょう。一時は抜け殻のように見えました。

それから月日も経ち、通常の生活は送れているようですが、何か物足りなさがあるようです。

 

足を悪くしているのですが、たまに1時間近くかけて我が家まで来て下さることもあります。

子供達におやつを買ってきてくれるのです。

 

私たちが行ってあげないといけない立場なのに、申し訳ないなぁと感じてしまいます。

そして、5分も経たないうちにすぐに帰ってしまいます。

 

これには「家に居てもすることがない」という理由なんだそうですが・・・

 

 

本当に男女差はあるのか?

身近な例を使ってお話したので、うちの場合だけなのでは?なんて思われる方もいらっしゃると思います。

 

ですが、以前働いていた職場では年配の方が多かったので、そこでも男女の差を目の当たりにしたり聞いたりしてきました。

  • 夫が無くなったり、施設に入ることで生き生きとして生活している妻
  • 妻が無くなった後、ショックで立ち直れない夫

一件ではなく、何件もそういう場面を見たり、聞いたりしました。

 

余談ですが、このような不思議な状況も何度か遭遇した事があります。

ご夫婦で認知症を患っている方について、妻が無くなったあと夫が数か月後に亡くなる。

 

認知症を患っていらっしゃるので、妻が無くなった事に対してどれくらい理解があるのか実際には分かりません。

しかし、それから最短数か月~1年くらいの間で亡くなる夫の多いことといったら・・・

 

周りでは、「奥さんが呼んだのよ」なんて言われていますが、定かではありません。

 

これも確認のしようがありませんが、自分の最期(死期)というのは何となく分かるようです。

野村元監督もおっしゃっていましたよね?

亡くなる少し前にめずらしく「手を握って」と野村元監督に言ってきたそうです。

私の父方の祖母にも、最期を悟ったと思われる言葉が出たようです。

 

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男女差はなぜ生まれるのか?

そこで、なぜこんなにも男女差が生まれるのか?という仮説を立てました。

 

それは、

女性は常に夫をはじめ家族のお世話をしているからです。

 

「お世話」というと誤解を招くかもしれませんが、ご飯を作ったり、洗濯物をすることは基本家族のためのお世話です。

女性は自分一人だったら、沢山の品数のおかずを作ったり、〇〇が好きだったよなぁと好物を作ったりしません。

それもこれもみんな夫や子供達の為です。

 

当たり前かもしれませんが、女性は結婚してから夫のお世話を、更に出産すると子供のお世話をすることもプラスされます。

それは、1年2年で終わるものではありません。

更に、夫は子供よりも長い間お世話をし続けなければいけない相手です。

 

最近は、イクメンと呼ばれる家事も育児も完璧な夫もいらっしゃいますが、日本に居るイクメンの割合はかなり低いと思われます。

ほとんどの夫婦の関係は、まだ昭和の高度成長期のような状態から抜け出せていないです。

 

仮に30歳で結婚して、85歳まで夫婦で暮らす事を想定してみても、55年間あります。

その間、毎日(ではないかもしれませんが)相手のためにご飯を作ったり、家の掃除や洗濯をするのはほとんどが女性です。

 

子供が巣立ってからは家事の負担が一時減りますが、その間に、両親の介護なんかもあるかもしれませんし、そうなると妻の担倍増です。

 

介護が終わり、やっとゆっくり出来る~と思いきや、今後は夫の定年退職です。

夫が定年退職してからは家に居ることが多くなるので、負担がまた増えます。

 

家事って全てをやろうと思うと、結構時間かかるんですよね。

 

そして、最後の最期に夫が亡くなった事で晴れて「自分だけの時間だー」となるのです。

 

 

勿論、「私は自分の時間もあるし、夫も協力的よ」なんて当てはまらない人もいるでしょう。

そういう人は、ラッキーです(笑)

 

ですが、割合として多くの妻はこんなかんじでしょう。

 

 

最後に

高齢の夫婦の死別後のショック具合の男女差について仮説を立ててお話ししてきましたが、あくまで現在30代前半、夫+子供2人持ちである私の意見でございます。

夫婦の形はそれぞれ違いますので、当てはまる場合もありますし、違う場合もあります。

 

これにショックを受けた旦那様がいらしたら、これからは妻に対してねぎらいの言葉をかけてあげて下さいね。

家事って簡単だと思いますか?いざ自分がするとなると現実問題仕事との兼ね合いがありますので、実現するのは難しいでしょう。

しかし、仕事があるから出来ないというのがホントの理由でしょうか?

もし、仕事に差し支えない状況となっても家族のために毎食ご飯作ったり、洗濯したり、家をキレイにしたりって出来ますか?

 

反対に、妻は一番の稼ぎ頭である夫に対してねぎらいの言葉をかけていますか?

給料の多い、少ないだけで判断してはいけませんよね。

朝から晩まで一生懸命働いてくれている夫に感謝の気持ちを持たないといけません。

 

言っといて自分でも出来ていないところはあります。

hana
分かってはいるけれども出来ないってね。

 

でも、少しずつ夫婦が歩み寄ることって大切ですね。

 

そうすれば、野村元監督や佐知代さん夫妻のようにオシドリ夫婦になれるのかもしれません。

また、最後になりましたが野村佐知代さんにはご冥福をお祈り申し上げます。

 

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HANA

2人の子持ち主婦のhanaです。 年齢:30代前半(ギリギリ) 住んでいる場所:西日本の山に囲まれた田舎 資産運用の勉強をしながら子供の教育費と老後の貯金を貯めようと奮闘中です。 節約は苦手ですが、ポイントを使ってお得に買い物をする方法などをご紹介しています。 また、長男に発達障害の疑いを持っていますので、子育てについても綴っております。

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